初めてハサミで紙を切った時の事を覚えていますか?
皆さんは誰に教わって、どのようにして使えるようになったのでしょうか。
工作を教えている時、上手にサクサクと切っているお子さんもいれば、切るのに苦労しているお子さんもいます。
「不器用で上手に切れないんです。」と、困った顔でお話しされる保護者の方もいます。
そのようなお子さんをじっくり見てみると、共通している点があるんです。
それは、(切りたい)紙を動かさずに、ハサミの方を動かしていて、場合によっては身体ごと動いているような感じなのです。
そこで、そのようなお子さんには、次の3つを伝えます。
「ハサミを持っている手はチョキチョキだけしてね。」
「動かすのは(切りたい)紙を持っている手にしようね。」
「そして、両手の親指の爪がいつも見えるように切ってみてね。」
切る様子を見守りながら声掛けすることも大事です。
例えば、
「親指さん同士が仲良しになっているかなぁ。」
「上手に切れているよ。」など
保護者の方には、
「慣れるまで、親指の爪にシールを貼って、意識してもらう方法もありますよ。」
と、お伝えすることもあります。
すぐに上手に切れなくても、繰り返し切っているうちに自分の切り方を体得する場合もあります。
周囲の大人も焦らず気長に子どもの成長を見守ることも大事だと思います。
お子さんは大丈夫です。
初めてハサミを使った時、苦労していた私たちも、今ではハサミを使えるようになっていますから。
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