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紙工作を見栄え良く仕上げる方法

カテゴリー: コツ・ポイント / どうぐ・ざいりょう

夏休みの工作、作っていますか?

紙工作を、見栄え良く仕上げる方法をご紹介します。

紙工作を作る際に、紙を「折る」という作業は欠かせません。
紙には目の方向があります。
目の方向に逆らって折ると、キレイに折れません。
例えば、目に逆らっていると、次のようなことが起こります。

・厚い紙を筒状に巻こうとしたら、キレイなカーブで筒状にできなかった。または、巻くのが難しかった。やぶれた。
・紙を割いて、長くちぎろうとしたら途中でちぎれた。
など、

では、どうしたら良いのでしょうか?

<解決法>
折りたい位置に「折り筋の線」を入れることです。
その線がガイド役となって、キレイに折ることができます。

試しに、お手元にある紙に「折り筋の線」を入れて見て下さい。
びっくりするくらい、キレイに折れるようになります。

<3つのポイント>
キレイに折るコツは、次の3つのポイントを抑えることです。
・道具
・紙の厚さ
・力の入れ方

<道具>
「折り筋の線」を入れるために使えそうなものがないか、身の回りを探してみましょう。
定規に沿って、鉛筆で線を引くように、道具で線を入れましょう。

キッズアイディアの折り筋線を入れる道具5つの写真 ©︎2023 kids-idea.com
キッズアイディアの折り筋線を入れる道具5つの写真 ©︎2023 kids-idea.com

写真で紹介しているのは、キッズアイディアで使っている道具です。
左側の二つは自作です。
・廃材の棒から作りました。
・割り箸で作りました。
右側の3つは市販品です。
・ペンは、インクが出なくなったものです。

<紙の厚さ・力の入れ方>
紙の厚さによって、道具を使う時の力の入れ方(加え方)もポイントです。
薄い紙は、力を入れすぎるとやぶれることもあります。
厚い紙は、力が足りないときれいに折れません。
画用紙、ボール紙、段ボール紙、いろいろな紙で試してみて下さい。

ご紹介した3つのポイントを押さえて、紙を折る経験を積み重ねて下さい。
皆さんの工作に、役立ててもらえるとうれしいです。

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